Canon DIAL 35の魅力 ② -構造-

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タテをヨコに。

ハーフサイズカメラの場合、35mmフィルム一画面分を左右二分割して撮影するので、通常は
ファインダーを覗くと画面は縦アングル。しかしダイヤル35の場合、ファインダーを覗くと、
一般的なフィルムカメラと同じ横アングル。ヨコがタテに、そしてタテがヨコに?

垂直レイアウト

なぜハーフサイズなのにファインダーが横長なのか?それは、本体構造が縦長レイアウトだから。
つまり、通常カメラに装填するフィルムの向きは水平方向ですが、ダイヤル35は上から下方向に
セットする(!?)独特な構造。つまり構造自体を縦にしたことで、ファインダーは横になったと
いう訳。しかし”縦長フォルムのカメラ”と想像すると、普通は持ちにくそうと思いますよね。

グリップ=巻き上げノブ

ダイヤル35の本体デザインの大きな特徴のひとつでもある、下部に取り付けられた円形グリップ。
実はこれ、フィルムを巻き上げるノブを兼ねているのです。中にゼンマイを仕込んでいるので、
グリップをチリチリ回しておくと、巻き上げた分だけオートワインダーとして使用できるのです。

縦持ちならではのカタチ

この巻き上げノブを握り込み、人差し指と親指で本体を前後に支える、縦型フォルムならではの
独自のグリップ。しかも人差し指は自然にレリーズボタンの上に来るように配置されています。
グリップは”カメラ本体を握るもの”という概念を打ち破る新しいカタチ。だからユニーク!

ダイヤル35独自の構造とデザイン、その秘密はまだまだあります!
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