“花”を写す。 -マクロレンズで撮る その④ 角度-

紫陽花 三室戸寺

角度の重要性

”ピントの範囲は薄い膜”。 膜ということは平面です。三次元空間で平面を扱う場合、“面の角度”
が重要になります。焦点範囲の面の角度をコントロールすることで、ピントが合う被写体を、主役
だけにするか、脇役にもスポットを当てるのか、撮り手の意志で取捨選択することができるのです。

主役と脇役

前回のように主役の花のみに焦点を当てる場合、被写体の正面にカメラをセットしましたが、
タイトル写真のように、“花(主役)”と葉の上に落ちた“滴(脇役)”の両方に焦点を当てる場合は、
下図のような角度にカメラをセットする必要があります。脇役にもスポットを当てることで、花
自体の美しさに加えて、梅雨の季節のしっとりとした空気感を表現することができるのです。この
ように”ピントの膜”と“面の角度”を意識することで、表現の狙いがより多面的になってきます。

パターンB

複数の被写体

ピントの膜に触れる被写体が、複数でもOKとするならば、例えばこんな表現も。下の薔薇の写真の
ように、主役の薔薇の花の回りに伸びている小さな蕾たちがかわいらしいと思い、花も蕾も同一の
平面上に並ぶ角度で撮影。主役と脇役の関係にリズムが生まれ、かわいい写真に仕上がりました。
ピンクのバラ

---------------------------------------------
>>> Canon EOS 6Dのレビューはこちら!
>>> EF24-70mm F2.8L II USMのレビューはこちら!
------------------------------------------
<タイトル写真> f/2.8 1/160秒 ISO200 露出補正-0.3
Canon EOS 6D レンズ: EF24-70mm F2.8L II USM 70㎜
------------------------------------------
>>> “ローキー”で撮る。
<<< 戻る “花”を写す。 -マクロレンズで撮る その③ 被写界深度-
--------------------------------------------
>>> Camtips

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

スポンサーリンク

ピックアップ記事

  1. EOS RP

    2019-2-16

    Canon EOS RP

    カジュアル・フルサイズ かつて、キヤノンのカジュアル・フルサイズ一眼レフといえば、EOS 6Dでし…
  2. 紫紺野牡丹_

    2019-2-9

    紫紺野牡丹(シコンノボタン)

    祇園の紫 去年、京都 祇園を訪れた時のこと。お昼をどこで食べようかと花見小路通を行ったり来たりして…
  3. 帝釈天

    2019-2-3

    Canon EOS R レビュー -質感表現-

    レンズとカメラの新しい関係 キヤノン初のフルサイズ・ミラーレスは何もかもが新しい。新設計のカメラに…

スポンサーリンク

Feedly

follow us in feedly
2019年2月
« 1月    
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728  
ページ上部へ戻る