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1400年前の古代瓦。

千年前、というと一体どんな頃でしょう。「十色(1016:といろ)に輝く摂政道長」。1016年
は、藤原道長が摂政となった平安の時代です。では1400年前は?聖徳太子が小野妹子を遣隋使に
遣わしたり、法隆寺を建立した頃。西暦616年は飛鳥時代です。そんな遥か古(いにしえ)の時代
に作られた瓦が、なんと、奈良 元興寺では今も現役でお堂の屋根の上に使われているのです!

極楽堂と禅室

世界遺産 元興寺境内にある、国宝の極楽堂と禅室。その屋根の上の一部に敷かれている瓦が
飛鳥時代に作られた瓦。1400年もの間風雨に晒され、太陽の紫外線を浴び続け、それでもなお
本堂の屋根を守り続けてきた古代瓦。例えば、1400年という遥かな時を時間に換算してみると、
なんと12,264,000時間。天文学的な数字が並びます。この信じがたい奇跡の瓦を、現在間近で
目にすることができるのです。

ちょこっと関西歴史たび

9月17日まで、「ちょこっと関西歴史たび」と銘打った観光キャンペーンの一環として、特設の
足場を登って屋根と同じ高さから、この古代瓦を眼の前で見ることができるのです。写真手前が
禅室、奥が極楽堂。両屋根の上に敷かれた、様々な色に変色してくすんだ瓦がそれです。飛鳥、
奈良、平安、鎌倉と、様々な年代の瓦が隣り合って屋根を守っている様を目の当たりにした時、
その無言の重みと迫力、深く静かに、心に染み入りました。
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f9 1/125秒 ISO100 露出補正+-0
Canon EOS 6D レンズ: EF24-70mm F2.8L II USM 24㎜
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>>> 花鳥風月、奈良の色。 

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