率川地蔵尊

猿沢池の暗渠(あんきょ)

奈良公園 興福寺の放生池、猿沢池。周囲約360mの池の周りをぐるりと回って歩いていると、池の
南のすぐ脇に小さな川の跡があるのが分かります。現在はコンクリートで埋設された暗渠(あんきょ)
になっていて、かつて川であった痕跡が残っています。その川の名前は率川(いさがわ)。

不思議な舟形

率川に架かっている石橋の上からその暗渠を眺めてみると、不思議な光景が目に入ります。川の中洲
が舟形に形作られ、その船の上には40体程の石仏が乗っています。幕末、河川工事の際に見つかった
石仏を集めてお祀りしたというのが、この率川地蔵尊(いさがわじぞうそん)。

前掛けの赤

大きな平船に乗った、それぞれの石仏に掛けられた前掛けの赤色が鮮やかに目に映り、とても印象的。
率川地蔵尊を眺めるちょうど真上にあたる石橋の欄干には、賽銭箱も取り付けられていて、暗渠まで
降りて行かなくても、橋の上からお参りすることが可能です。通りすがりではなかなか気づきにくい
場所にあるのですが、その姿を見ると、自然と手を合わせたくなる仏様たちなのです。
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f6.3 1/25秒 ISO100 露出補正-0.3
Canon EOS 6D レンズ: EF24-70mm F2.8L II USM 44㎜
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>>> 花鳥風月、奈良の色。

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