just-eer_7

ドライバーユニット

Just earのドライバーユニットは、ダイナミック型1基とBA(バランスドアーマチュア)型1基
を搭載したハイブリッド型。高音質を誇るJust earならば、どちらも特注のドライバーユニットを
採用しているのかと思っていましたが、松尾伴大氏によればごく普通の高音質ユニットとのこと。

”いい音”の仕組み ①

 では、サウンドに拘るJust earが、いい音を再現できるその仕組みとは?
答えは音域のコントロール。高音域/中音域/低音域。この3つの音域を切れ目なく滑らかに
繋いだ方が、グラフ上も、聴覚上もバランスの良いサウンドになりそうですが、人が”いい音だ”と
感じる音の帯域は非連続である、というのが松尾伴大氏の結論。Just earの場合、中高音域と
低音域との間に、敢えて谷間(写真矢印)を作り、意識的に音域を分離しているのです。

”いい音”の仕組み ②

通常ハイブリッド型の場合、中高音域と低音域との間の帯域をオーバーラップさせ、音域全体の
一体感を作り出しています。しかしその場合、「音楽」の最も美味しい部分であるボーカルの
音域に、低音域の音色が重なり、アーティストの命である「声」の魅力を鈍らせている場合が
多いのです。そのため、敢えてボーカル域の手前に谷を作り、楽器と肉声との間に明快な切分け
を行うことで、人の耳で感じる、より生き生きとした「音楽」の醍醐味を表現しているのです。

音像

高音、中音、低音が綺麗な連続面で補完されているグラフやデータを目指すのではなく、自ら
の耳が信じる”良い音”は、美しいグラフでは表せられない、という確固たる自信。どこまでも
クリアな音像を追求し、美しい音楽を眼前に描き出すJust earの秘密が、ここにありました。
>>> 次回 Just ear −サウンドレポート:チューニング−
<<< 前回 Just ear −音質設計−
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>>> 製品レビュー

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