金沢 主計町(かずえまち)茶屋街の透かしほおずき

透かしほおずき
ポロのフォトログ

主計町(かずえまち)裏路地

小京都の趣き深い、金沢 浅野川の畔に静かに立ち並ぶ風情溢れる茶屋街、主計町(かずえまち)。
川沿いの石畳の通りからは幾筋もの小路がありますが、とある町屋の角を曲がった、その一本奥
の裏路地へと足を向けた時の事です。

紅殻格子の間から

通り沿いのある町屋の台所の窓に、紅殻格子がかかっています。すると、その格子の間から、
透かしほおずきが5つ、顔をのぞかせてたのです。昔、祖母から、ほおずきの実を揉んで、中の実を
取った後、空気を入れて膨らませて、口の中で潰して音を出す遊びを教わったことを思い出しました。

透かしほおずき

当時祖母からは、このような透かしほおずきの作り方を教わったことはありませんでしたが、こんな
小粋な飾り付けを見ていると、日本の風景をさりげなく彩る小さな脇役として、ほおずきが昔から
愛されていたことに、改めて気が付きました。
古都 金沢。 日本の風景が今も残る、静かで素敵な城下町です。
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f4.5 1/200秒 ISO100 露出補正-0.3
Canon EOS 6D レンズ: EF70-200mm F2.8L USM 170mm
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>>> まち、あち、こち。

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