散華

舞、花、茶。

鴟尾の序幕を終え、落慶法要の次第に従い、式は進んでいきます。まずは舞。中金堂の前に設置された舞台の上で、観世流の浅見真州師が翁を舞います。続いて、花と茶。花は池坊専好尼が、茶は千宗屋師が、それぞれ献花、献茶を作り上げます。

秋の空に舞う華

続いて唄がはじまると、その最中、突然秋の空に何かがパァっと撒かれました。散華(さんげ)です。散華とは、法要の際に仏の供養として撒かれる、ハスの華をかたどった紙のこと。中金堂の屋根の上から撒かれた散華は、鮮やかな青空を背景にクルクルと回転しながら、ゆっくりと落ちていきます。中金堂再建への祝いと祈りが形になった、とっても豊かな時間です。

散華

その後、祝辞や舞楽が執り行われ、合計約二時間の落慶法要が終了しました。台風25号の進路が逸れ、好天に恵まれたのは非常に幸運でした。法要の後、参加者には記念品が配られます、とのアナウンスがあり、受け取ったのがこちらの散華。

散華2 

美しい奈良の四季を彩る5枚の花。ちなみに法要の際に撒かれた散華はこれとは違い、真っ白な花でした。300年の時を経て再び 落慶を迎えた興福寺中金堂。素敵な時間を共有できました!

>>> 花鳥風月、奈良の色。

f11 1/250秒 ISO100 露出補正-0.7
Sony α6000 レンズ: E 16-70mm F4 ZA OSS 36mm
SONY α6000 レビュー
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