Panasonic LUMIX DMC-LX100 レビュー -ボケ味-

屋根瓦
カメラ・レビュー

センサーサイズとレンズの明るさ

一般的に、センサーサイズが大きいほどボケの量が豊かになります。そしてまた、レンズのF値が
明るいほどボケの量が豊かになります。では、フルサイズの1/4ほどの面積しかない大きさの
フォーサーズセンサーに、明るいレンズを組み合わせた時のボケ具合とは?

LEICA

DMC-LX100が搭載している本体一体型のレンズ、F1.7 LEICA DC VARIO-SUMMILUX。
F1.7スタートという驚異の明るさを誇るズームレンズですが、このレンズと、DMC-LX100の
4/3型MOSセンサーとのコンビネーションが生み出すボケ味を試すため、早速撮影開始!

ボケ味

距離に比例したボケ具合を段階的に見極めようと選んだ被写体は、法隆寺の東側の通り沿いの
長い土塀。手前から奥までずらりと並ぶ三つ巴紋の軒丸瓦の一番手前にピントを合わせ、絞りは
F3.2で撮影。3番目から奥にかけて、極自然に柔らかく背景に溶けていくのが分かります。

フォーサーズ

APS-Cよりも一回り小さなフォーサーズ規格のセンサーなので、どれくらい綺麗なボケを見せて
くれるのだろう?と思っていましたが、ご覧の通り、予想を超える立体感。合焦箇所の質感も
なかなかです。コンパクトデジカメとは思えない、一段上の上質なタッチを表現してくれました!
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f3.2 1/800秒 ISO200 露出補正+0.3
Panasonic LUMIX DMC-LX100 レンズ: F1.7 LEICA DC VARIO-SUMMILUX 10.9㎜
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