シャッタースピードと被写体の関係 ① ー雪ー

雪の法起寺_3

絞り優先か、シャッタースピード優先か

一眼レフで風景や人物などを撮影する場合、一般的には、絞り優先で露出設定を行います。これは、
ピントの合う範囲(被写界深度)が絞りの値で容易にコントロールすることができるため。例えば、
風景全てに焦点を合わせたいのか、人物を背景から浮き上がらせたいのか、といった表現意図を
容易に反映させやすいからです。

シャッタースピード優先のシチュエーション

しかし、写真表現の方法によっては、シャッタースピードを優先しないと、表現意図が反映でき
ない場合もあります。シャッタースピード優先の被写体とはズバリ、車や飛行機、水や炎などの
動体です。動きを持った被写体を止めたいのか、流したいのか。その意図を反映させるのです。

雪の場合

例えば被写体が雪の場合、雪の動きを止めたいのか、流したいのかで表現意図が大きく変わり
ます。タイトル写真では雪の動きを止めることで、雪のふわふわした軽やかさと立体的な奥行き感
を表現しました。

一方下の写真では、シャッタースピードを1/30とし、雪が降りしきる軌跡を描くことで、冬の寒さ
と降雪の臨場感を表現しています。シャッタースピード一つでも表現はこのように変わるのです。

雪の法起寺_1

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<タイトル写真> f/8 1/400秒 ISO200 露出補正+-0
CANON EOS 40D レンズ: EF-S17-85 IS U 73㎜
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>>> シャッタースピードと被写体の関係 ② ーF1とシャッタースピードー
<<< ボケの種類 ⑥ -玉ボケについて-
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>>> 花鳥風月、奈良の色。

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