SONY WALKMAN NW-ZX100 レビュー −構造設計−

NW-ZX100_4

モノコック構造

NW-ZX100を手にすると、切削アルミ躯体のひんやりとしたボディの温度と、ずしっとした重量感
がダイレクトに指に伝わってきます。その確かな存在感は、”私はただ音を鳴らすだけのポータブル
オーディオプレーヤーとは違うのだ!”と、手の中から静かに主張をしているかのようです。
その高品位な作りのボディをよく見ると、継ぎ目がないモノコック構造である事に気がつきます。

キャビ構成

前キャビと後キャビを組み合わせて作る、所謂家電的な従来構造とは全く異なるユニボディ的構造
を採用。シームレスな外観/内部一体のモノコック構造により、ブレの少ない高剛性な躯体を実現
し、ノイズを極力抑え込むベースキャビティーが、本体全体を形作っています。

ヘッドホンジャック

 NW-ZX100にはイヤホンが同梱されていません。このような高音質なハイレゾ・プレーヤーの
場合、対象ユーザーの多くは、自分の好みに合ったイヤホン/ヘッドホンをすでに所有しているから
です。そうした高音質デバイスとの重要な接点であるヘッドホンジャックには、アルマイト加工
された切削アルミパーツを用いる事で接点部の強度を上げ、音の安定化を図っています。

背面

ZXシリーズ共通のデザイン・アイコンでもある背面の膨らみ。もちろん単なる形の継承ではなく、
この内部には高音質設計のためのパーツが詰まっています。L/R正負をそれぞれ独立させた、大型
コンデンサー”OS-CON”。ヘッドホンラインに採用した5つの極太ケーブルなど、この膨らみの中
には、いい音のための専用パーツがぎっしり。こうした音への拘りの一つ一つの積み重ねが、音と
音との繊細なセパレーションを生み出していたのです。

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