SONY WI-1000X レビュー -ワイヤレス性能-

WI-1000X_5
オーディオ・レビュー

接続安定性

WI-1000Xが誇る3つの特徴。それは、ハイレゾ、ノイキャン、ワイヤレス。WI-1000Xを購入
する際に、特に注目したポイントはワイヤレスの性能でした。ケーブルフリーの快適さは当然の
こと、中でも重視したのはBluetoothの接続安定性。この安定性こそがワイヤレスの真の快適さ
を決める大きなポイント。結論から言えばWI-1000Xの安定性、なかなかいい仕事しています!

電波干渉

今から遡ること1年前。当時、ワイヤレスなのに高音質ということでで大きな話題となったのが、
MDR-1000X。そこで店頭で試聴した際、その音質の高さに驚かされた一方、かなり頻繁に
音飛びや接続エラーが起こりました。多くのBluetoothの電波同士が干渉する”店頭”という
特殊な空間だったとはいえ、これでは実使用でかなりストレスが溜まりそうだと思いました。

LDAC

しかし、他社のワイヤレスヘッドホンを試してみると、音飛びはありません。ソニーの”LDAC
(ハイレゾ級の音を実現するコーデック)”採用機種に多く見られたこの現象。ということは、
LDACに起因することなのかも…と思っていました。そして1年後、改めてWI-1000Xでその
真価を試そうと試聴しましたが、今回は音飛びは一切なく、その接続安定性に感心したのです。

ワイヤレス

ワイヤレス接続が安定して使えるならば、ハイレゾ級の音を誇るLDACは、他社に比べて大きな
アドバンテージ。電車内や歩きながら実際に使ってみましたが、音飛びはほぼ皆無。スペック表
には現れませんが、一年間の地道な機能の改善と進化をしっかりと実感しました。
>>> SONY WI-1000X レビュー -ネックバンドスタイル-
<<< 前回 SONY WI-1000X レビュー -サウンド Vol.4-
-----------------------------------------
>>> 製品レビュー

関連記事一覧

  1. この記事へのコメントはありません。