椿寿庵(ちんじゅあん) ~肥後椿 紅梅~

肥後椿
ポロのフォトログ

千の椿

千種類を超える数多くの椿を育てている、奈良 椿寿庵。毎年3月を過ぎる頃には、今年はどんな
椿に出会えるのだろうか…と、必ずハウスを訪ねていきます。そんなわけで、結構な種類の椿の
名前を覚えているのですが、今年もまた新しい椿とご対面。

肥後六花

こちらの花は熊本の伝統的な椿、肥後椿。肥後の地には、この肥後椿を含めて、肥後芍薬
(しゃくやく)、肥後花菖蒲(はなしょうぶ)、肥後朝顔、肥後菊、肥後山茶花(さざんか)
の6つの花があり、これらを総称して、肥後六花(ひごろっか)と呼ぶそうです。

大きな梅芯

肥後椿の特徴でもある、この大きな梅芯。写真の”紅梅”はそのコントロラストが実に鮮やか。
大輪で肉厚の一重に、力強く大きな梅芯が特徴で、一目見たら忘れられない骨太なその咲き姿。
こぼれ落ちた花粉を受け止める花びらが、とても小さく見えますね。
>>> 花鳥風月、奈良の色。
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f/4.5 1/160秒 ISO200 露出補正+-0
Canon EOS 6D レンズ: TAMRON SP AF90㎜F2.8 Di MACRO1:1 90㎜

 

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