薬師寺 花会式 柴燈大護摩(さいとうだいごま)

柴燈大護摩
ポロのフォトログ

薬師寺の修二会

古都奈良で春を告げる恒例の行事、修二会。国家安泰、五穀豊穣、万民豊楽を祈る仏教行事ですが、
東大寺で行われる修二会が通称”お水取り”と呼ばれているように、薬師寺で行なわれている修二会
のことを”花会式”と呼んでいます。

花会式

これは、金堂の御本尊、薬師三尊像の前に十種類の造花をお供えすることになっているため。梅や
百合、杜若や牡丹など、色鮮やかな色紙で折られた造花を見てみると、皆とても綺麗。その美しい
姿を見ていると、奈良の人たちは、本当に春を待ち望んでいるのだなぁ…と感心してしまいます。

立ち昇る炎

一方、花会式の初日である昨日3/25に、北側の不動堂前で行なわれたのが柴燈大護摩(さいとう
だいごま)。20人ほどの修験道者が祈りの言葉を唱えた後、その中央に据えた護摩壇に火を入れ、
巨大な護摩を焚くのです。紐を張った結界のすぐそばで見ていたのですが、燃え盛るその熱気に
たじろぎ、じりじりと後退しながら撮った一枚です。見ている観客たちは下がることができますが、
山伏たちは結界の中。いくら慣れているとはいえ、その熱さ、半端ない温度でした!

>>> 花鳥風月、奈良の色。
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f2.8 1/1600秒 ISO100 露出補正+-0
Canon EOS 6D レンズ: EF24-70mm F2.8L II USM 35㎜

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