雪餅草(ゆきもちそう)

雪餅草
ポロのフォトログ

かわいい!!

出会った瞬間、思わず口にしてしまいました。「なにこれ?かわいい!!」…大人男子ですが、
気分はまるで女子高生…。それほど心奪われたキュートな草花。名前は雪餅草(ゆきもちそう)。
生まれてこのかた、こんなにかわいい植物がこの世に存在することを知りませんでした。

まあるいお餅。

濃い紫色の外縁で内側が真っ白なラッパ状の部分を”仏炎苞(ぶつえんほう)”と呼び、これ全体が
ひとつの花。そして、どう見てもまあるいお餅にしか見えない中心部分を”付属体”と呼ぶそうです。
この植物の名前の由来でもあるこの付属体を見ていると、どうしても焼きたてのお餅が頭に浮かび、
無性に焼き餅が食べたくなってしまうのは、きっと私だけではないはず!

當麻寺 西南院にて

雪餅草が咲いていたのは、奈良、當麻寺(たいまでら)の西南院にて。牡丹園を見に行った時に、
庫裏の前で咲いていたのを見つけました。近畿から四国にかけて自生している山野草で、絶滅危惧種
に分類されている希少種。そして重要なのは次のポイント。見た目はかわいいけれど、茎や果実は
実は有毒!誤って食べてしまうと、腫れたり痛みを伴ったりとかなり危険なのです。山の中で見かけ
ても、そっと見て楽しむだけにしておきましょう!
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f3.2 1/125秒 ISO100 露出補正-0.3
Canon EOS 6D レンズ: EF24-70mm F2.8L II USM 70㎜
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>>> 花鳥風月、奈良の色。

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