久米寺 総角結び(あげまきむすび)

総角結び
ポロのフォトログ

花結び

奈良 橿原の久米寺に行った時のことです。境内を散策し本堂でお参りした後、護国道場の方へと
足を向けると、道場の入り口に花結びが下げられているのを見つけました。美しい結び目だなぁ…
と感心。後日この結び目について調べてみると、その結びの名は“総角結び(あげまきむすび)”。

様々な結びの形

平安時代から続く古い結び目の形で、神事の結界や、武具の房結び等に用いられているようです。
現代でいえば、大相撲の時、両国国技館の吊り屋根の垂れ幕にも見られる形なので、そういえば
どこかで見たことあるなぁ…、と、記憶の片隅のどこかにある有名な結びの形なのです。

見えない力

しかしこの総角結び、改めてよく見れば、静かだけどどこか凛としていて、その結びの中心には
何か目に見えない力が備わっているようにも見えてきます。そしてなにより美しい。
その色。その形。古来より日本人の心が愛でてきたその結びの姿、今も変わることはありません。
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f2.8 1/40秒 ISO100 露出補正-1.3
Canon EOS 6D レンズ: EF24-70mm F2.8L II U3SM 67㎜
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>>> 花鳥風月、奈良の色。

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