Canon EF24-70mm F2.8L II USM レビュー -色彩-

カメラ・レビュー
EF24-70mm F2.8L II USMが描き出す、魅惑の色彩について。
日陰と順光の条件下で、という話を前回しました。
タイトルの写真は、京都のあじさい寺 三室戸寺で、日陰の条件下で撮影した額紫陽花です。
雨上がりの翌日、日陰にひっそりと咲いていた紫陽花を見つけ、手持ちで撮影しました。
吸い込まれるような、深い青。
いかかでしょう、この青。
決して濃い色ではないのに、どこか宇宙の深淵を思わせるような深みと世界観を描き出しています。
フラットで均一な日陰の光の条件下で、この絶妙な色彩を余すことなく、いやもしかすると、
リアリティすら超えて、色を表現してくれているのが、このレンズなのです。
ツンデレな性格の意味。
しかし、いつもこのような魔性の画を描き出してくれるわけではありません。また、「日陰だから
これはイケる!」と、いうことでもないのです。
いまもって画と色がハマる瞬間が分からない。…そこがツンデレレンズたる所以なのです。
…でもツンデレって、なかなか抜けられないんですよね…。
>>> 続いては、EF24-70mm F2.8L II USMの「質感表現」です。
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f/2.8 1/160秒 ISO200 露出補正-0.3
Canon EOS 6D レンズ: EF24-70mm F2.8L II USM 70㎜
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