五劫思惟阿弥陀如来(ごごうしゆいあみだにょらい)

五劫思惟阿弥陀如来
ポロのフォトログ

京都 金戒光明寺(こんかいこうみょうじ)の通称アフロ仏像。

“五劫思惟阿弥陀如来(ごごうしゆいあみだにょらい)”に会いに行ってきました。

JR東海「そうだ 京都、行こう。」のスタンプコレクションの絵柄にもなっている、非常に
個性的な姿をした阿弥陀仏の、その名前の由来が凄いのです。

永遠の時を数えてみる。

なぜこれほどまでに大きく広がった髪型であるかと言えば、気の遠くなる程の長い年月の間、
一体、どのようにしたら民衆を救えるだろうかと考え続け(思惟:しゆい)た結果、己の髪
(螺髪:らほつ)が伸び放題になった為なのだそうです。

その長い年月の単位が、“劫(こう、ごう)”。

巨石を撫でる衣の時間。

一劫とは、一辺160kmもの大岩の上に、三年に一度天女が舞い降りその衣で岩を一撫でし、
遂にはその岩が摩滅して無くなるまでの時間。

では、その果てしない時間が一体どれほどかといえば、なんと、一劫=43億2000万年!

つまり、五劫思惟といえば、216億年間、民衆救済について考え続けている…。その姿なのです!
これはもう天文学的数字としか言えません。

物理学を超えた世界。

しかし待てよ、宇宙の年齢は確か138億歳だったはず。ではビッグバンよりも前から…?
いや、仏の世界に物理の法則は関係ないのです
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f/2.8 1/125秒 ISO100 露出補正-0.3
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>>> 古都、京都の雪月花。

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