氷室神社 献氷祭(けんぴょうさい)
ポロのフォトログ
古代の冷凍庫
「氷室(ひむろ)」とは、古代の冷凍庫のこと。暑い夏の盛りに朝廷や将軍家へ氷を献上するため、
冬にできた天然氷を、山裾に設けた穴などに保管しておいたと言われています。その貯蔵所のこと
を氷室と呼んでいたそうです。
氷室神社
ここ奈良 春日野の地でもかつて、氷を貯蔵保管していました。その氷室にちなむこの氷室神社で、
毎年5月1日に行われるのが「献氷祭(けんぴょうさい)」。晴天に恵まれた昨日、訪れてみました。
石段を上り、本殿に向かうと、神前にいつもの美しい氷柱が納められていました。
鯛と鯉の氷の柱
神前向かって右は鯛。そして左は鯉。神様にお供えする二本の氷柱は、海と川を代表するハレの魚。
まるで氷の中で生の時を止めたような、美しい氷のお供え。まるでアートのように美しいこの氷柱は、
現代の冷凍技術をもってしても、大変困難な手法を駆使して作られたものだそう。ありがたい奉納の
品を見終えた後は、石段の下で振る舞われたブルーハワイのかき氷をいただきました。うまかった!
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f3.5 1/320秒 ISO400 露出補正-0.3
Canon EOS 6D レンズ: EF24-70mm F2.8L II USM 70㎜
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>>> 花鳥風月、奈良の色。
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