京都 南禅寺 天授庵の黄葉
ポロのフォトログ
南禅寺の塔頭(たっちゅう)、天授庵。
紅葉の時期になると、南禅寺にはいつも訪れているのですが、去年11月はその塔頭のうちのひとつ、
“天授庵”を訪れました。
方丈前庭では、おおらかな砂紋の流れが心地良い枯山水を背景に、対岸一面鮮やかなオレンジ色に
染まった紅葉が目の前で揺らぎ、その美しい様を静かに眺めていました。
池泉回遊式の書院南庭へ。
その後、書院南庭へ。
日陰の鄙(ひな)びた雰囲気の山門をくぐると、池泉回遊式庭園が現れます。
先ほどの方丈庭園では、楓がオレンジから赤に変わりつつありましたが、こちらの楓はというと、
薄緑から黄色へと変わるところ。
池中央の木橋に向かって、大きく枝を張り出した楓の下には、鯉が優雅に水中を舞っています。
水面に舞い落ちた紅葉。
右に、左に、静かに揺れながら泳ぐその姿をしばらく眺めていると、頬にふわっと一陣の風。
はらはらと、色とりどりの楓の葉が水面に落ちます。
見ればそこに、美しい日本の秋の絵が完成していました。
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f/2.8 1/80秒 ISO400 露出補正+-0
Canon EOS 6D レンズ: EF24-70mm F2.8L II USM 50㎜
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>>> 古都、京都の雪月花。
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