一刀石(いっとうせき)

一刀石(いっとうせき)
ポロのフォトログ

一刀両断!

まるで天から勢いよく落ちた雷(いかずち)が命中して、岩の中心から砕けたかのようなこの光景。
これぞ正に一刀両断!「バキッ!」という音が、今にも聞こえてきそう。奈良 柳生の里、
天石立神社(あまのいわたてじんじゃ)を過ぎたところに鎮座するのが、一刀石(いっとうせき)。

天狗に一太刀

柳生新陰流の始祖、柳生石舟斎(せきしゅうさい)が剣術の稽古の際、天狗を切り捨てたと思った
ところ、天狗の姿はそこになく、あとに残されたのがこの岩であったという伝説の岩。周囲は
杉木立に囲まれた鬱蒼とした場所なので、なんだかそんな伝説も真実味を帯びて感じられます。

柳生の剣

刀で巨岩を切り捨てるなんて芸当はもちろん不可能ではありますが、ではこの割れ目は一体どう
してできたのか…。落石?落雷?地震?うーん、どれも何か違うような気がしてなりません。
ただ、とてつもないパワーが巨石をこの姿に変えたのは確か。ではやはり…、柳生の剣?
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f7.1 1/25秒 ISO200 露出補正-0.3
Canon EOS 6D レンズ: EF24-70mm F2.8L II USM 25㎜
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>>> 花鳥風月、奈良の色。

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