SENNHEISER MOMENTUM True Wireless 2 レビュー Vol.7
使用性
音の良さはもちろん、完全ワイヤレスホン(TWS)で重要なポイントは使用性。①装着感+サイズ ②タッチUI(ユーザーインターフェース) ③本体ケースなど、気になる使い勝手をご紹介します。
①装着感+サイズ
SENNHEISER MOMENTUM True Wireless 2は、前衛モデル同様、7mm大口径のダイナミックドライバー”XWB-Transducer SYS 7”を搭載。しかし、内部設計を見直すことで本体を約2mmもサイズダウン。このコンパクト化により装着性が大きく改善されました。
本体形状
本体形状はシンプルでありながら独自のデザイン。円錐の上部をスパッと水平にカットした本体裏面に、中心から大きく外れた位置よりイヤホン部が飛び出す形。
これは外耳道の複雑な形に合わせて作られた外形。キュッと軽く本体をねじ込みながら耳に入れると、あるポイントでスッと耳に収まるのです。しかも装着後の安定感とフィット感はなかなか。長時間つけていてもそれほど耳への負担を感じません。
装着感の比較
前回比較した3機種との比較でいうと、SONY WF-1000XM3は、耳から出る本体のボリュームが大きいため、イヤーピース側がでの支えがやや不安定に感じます。
Apple Air Pods Proは本体がコンパクトで軽量ですが、ねじり込んで耳に固定するMOMENTUM True Wireless 2の方が、安定感の点で軍配が上がります。
またTechnics EAH-AZ70Wは、本体が若干大きく、耳の中でやや圧迫感を感じました。
TWSの場合、耳から外れて落ちたら、故障のリスクがかなり高いので、耳への収まりと安定性については非常に重要なポイント。事前にしっかりと自身の耳で装着感を確かめることをお勧めします。
次回は②タッチUIについて。
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