SONY WALKMAN ”Signature Series” NW-WM1A レビュー −音質 その1−

nwwm1a_4

① S-Master HX × 高出力の効果

前衛機NW-ZX2比で何と約4倍!という、60mW+60mW(16Ω)ものヘッドホン実用最大出力
を誇る、NW-WM1Aが描く音のスケール感とは?

私がこれまで使用していたのはNW-ZX100。出力は15mW+15mWなので、NW-WM1Aは
まさに4倍のスケールアップ。その音を比較してみると、当然のことながらその違いは歴然!

音のゾーン

一言で言えば、よりクリアに、より広く、より暖かくなったのです。つまり、音に”心が宿った”
という表現がぴったりくるのでしょうか、お気に入りのアーティストとの一体感がより深まり、聴い
ているだけでとても心地いい!いわゆる”ゾーン”に入った音にようやく出会えた、とも言えます。

NW-ZX100の音

ではNW-ZX100の音が劣っていたか?というと、それはまた違うのかもしれません。音源の性格を
きちんと把握し、正確に音を表現し、時にはエネルギッシュに、時にはスピーディーに、デジタル
サウンドでクリエイトしたギュッと詰まった音圧も、ディティールを失うことなく再現。従って、
”音のリアルさの追求”という意味では、共に高次元の域に達しています。

デジタル/アナログ

一方、NW-WM1Aが奏でる音に耳を移すと、その音の奥に演奏者の血が通っている様(さま)が、
耳を通して分かるのです。ピアノの余韻やヴォーカルの吐息、チェロの響きの音の波形が、途切れる
ことなく綺麗につながり、デジタル音にありがちな女性アーティストのサ行の声が耳に刺さらずに、
目を閉じれば、その場にボーカリストがいるかのようなリアルな空気感を、自然に届けてくれます。

デジタルを極限まで突き詰めると、超アナログになるという例がここに!「もう戻れない。」という
境界は、ここにあったのです!

さて次回は、−音質 その2− ② DSDネイティブ再生の音と、③ DSEE HX/5モードについてです。
>>> 次回 SONY WALKMAN ”Signature Series” NW-WM1A レビュー −音質 その2−
<<< 前回 SONY WALKMAN ”Signature Series” NW-WM1A レビュー −高音質化設計−
--------------------------------------------
>>> 製品レビュー

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

スポンサーリンク

ピックアップ記事

  1. 鹿の赤ちゃん

    2017-6-15

    鹿苑(ろくえん)の赤ちゃん小鹿 Vol.3

    ベビーラッシュ 奈良公園。6月初旬は、鹿達のベビーラッシュの時期。園内に設置されている鹿の保護施設…
  2. α6000_3

    2017-6-12

    SONY α6000 レビュー -デザイン-

    水平と垂直 α6000のデザインを語る上で欠かせないキーワード、それは水平と垂直。あまりに普遍的で…
  3. 御衣黄

    2017-6-10

    緑色の桜 御衣黄(ぎょいこう)

    緑色の桜 「緑色の桜というものがある。」と、テレビのクイズ番組で出題されたなぞかけ問題のような話を…

スポンサーリンク

Feedly

follow us in feedly
2017年6月
« 5月    
 1234
567891011
12131415161718
19202122232425
2627282930  
ページ上部へ戻る