上海 里弄(リーロン) その2

里弄_2

アートな壁面

こちらの写真、前衛芸術でもコンテンポラリー・アートでもありません。里弄(リーロン) の中、
裏路地の共同の洗い場を撮ったもの。年季の入った住宅壁面の朽ちた具合がいい雰囲気です。
屋外に向けた換気扇の周囲から真っ黒な油が滴っている所も、上海市民の生の生活が見えてきます。

租界時代

上海市内の各所に計画的に建てられた里弄。その昔、19世紀の後半の租界時代に数多く建設された
と言われています。築100年近い歴史を持つ里弄が人々とともに過ごしてきたその年月が、剥がれた
コンクリートから垣間見える石積みの壁面からじんわりと感じられます。

赤いペイント

上海市内に点在する里弄を巡っていると、なぜか共通しているのが水道配管の色。どこも決まって
赤なのです。生活のためには欠かせない重要なライフラインの一つではあるので、改築時に間違い
がないようにしているのかもしれませんが、赤をチョイスするあたりが中国らしい。上海に暮らす
普通の人が無意識に作り上げた、一般市民のナチュラル・アートです。
---------------------------------------------
f3.5 1/125秒 ISO200 露出補正-1
SONY NEX-5 レンズ:E18-55mm F3.5-5.6 OSS 18㎜
--------------------------------------------
>>> Wonder Trip !

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

スポンサーリンク

ピックアップ記事

  1. 青い矢羽根

    2018-10-21

    自転車ナビライン

    青い矢羽根 東京駅から有楽町に向かって歩いていた時、道路に見慣れない青い矢羽根(ブルーウイング)が…
  2. 散華

    2018-10-9

    興福寺中金堂落慶法要 散華(さんげ)

    舞、花、茶。 鴟尾の序幕を終え、落慶法要の次第に従い、式は進んでいきます。まずは舞。中金堂の前に設…
  3. 落慶法要

    2018-10-7

    興福寺中金堂落慶法要

    三百一年の時。 西暦710年の創建以来、七度もの火災で焼失と再建を繰り返し、1717年の火災以降そ…

スポンサーリンク

Feedly

follow us in feedly
2018年10月
« 9月    
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  
ページ上部へ戻る