サグラダファミリアのステンドグラス

スナップ in ワールド
10年前の一枚。
おそらく、世界で最も多くの人に知られているであろう教会、サグラダファミリア。10年前、スペインのバルセロナに訪れた時に撮影した一枚です。
正教会
当時は、この教会がようやく正教会として認められたばかりだったということを聞いて、かなり驚きました。この前年(2010年)教会内に祭壇が設けられ、ローマ法王ベネディクト16世によって正式に教会に認定されたのです。
東の空から
教会内はまだ所々工事の最中。西側のステンドグラスのほとんどが建設途中だったため、その窓は透明でした。しかし東側の窓はステンドグラスが完成しつつあり、光を通して見るその色彩の美しさは圧巻。
神秘の森
建築家アントニ・ガウディの手による建築空間は、信仰のための敬虔な空間と言うより、”神秘の森”ともいうべき生命感あふれる造形で溢れ、この場にいるだけで体の中にエネルギーが満ちてくるような、心地よい感覚を覚えたのです。
光
その時、東の窓から朝日が降り注ぎ始めました。その光の先に目を向けた時、このシーンに出会ったのです。
光は言葉に、言葉は心に、心は美に染まり、ただただそれを見入るだけの時間。本当に贅沢なシークエンスでした。
f7.1 1/60秒 ISO800 露出補正+-0 CANON EOS 40D レンズ: EF-S17-85 IS U 59㎜ |
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