長崎 眼鏡橋
スナップ in ワールド
青空に写る二重アーチ
「うわぁー、見事なメガネだー!」と思わず声を上げてしまった、長崎の眼鏡橋。晴天に恵まれた
この日、中島川の水面に写る眼鏡橋の二重のアーチが見事に丸くつながっています。この石橋の姿
を見て名前を付けるとしたら、“眼鏡橋”の他にはないだろうと、確かに実感。
日本初
今、身近な橋を見渡せば、鉄筋コンクリート製の架橋が当たり前の現代に、なんだかクラシカルで
ほのぼのとした造りに見えますが、それもそのはず、実はこの眼鏡橋、日本最古の石造りアーチ橋
なのです。石組みの白い目地が醸し出すゆるい雰囲気が、長い年月を経てきた時代を感じさせます。
袋橋より
眼鏡橋を撮影したのは、袋橋の上から。中島川にはかつて14本の石造りのアーチ橋がありましたが、
過去の水害でそのうちの6つが流されました。眼鏡橋も袋橋も一部が崩壊したものの、復元に成功し
今に至ります。鉄骨のない石橋は、石の自重だけで形成されている訳ですから、数々の水害に耐え
今なお残るこの姿、本当に貴重なんでしょうね。
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f/10 1/125秒 ISO400 露出補正+-0
CANON EOS 40D レンズ: EF-S17-85 IS U 17㎜
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>>> まち、あち、こち。
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