サグラダ・ファミリア(聖家族贖罪教会) Vol.1
スナップ in ワールド
バルセロナの街中に、それは唐突に現れるのです。
車から降り立ち、その威容を間の前にした時、声にならない感嘆の声を上げながら、ただ静かに
その足元に佇みました。スペイン随一の世界遺産、サグラダ・ファミリア(聖家族贖罪教会)。
空を仰ぐその大きさ、眼前に聳えたつ雄々しさは、自分の想像を遥かに超越していました。
アントニ・ガウディのライフワーク
85年前に亡くなったカタロニアの建築家、アントニ・ガウディのライフワークでもあり、現在も
建設は継続されているサグラダ・ファミリア。ガウディの没後100年となる2026年に完成すると
言われていますが、もう残りはあとたったの11年しかありません!
シエスタの国の考え方。
これまでの建設ピッチを考えると、とてもそんなに早く完成するとは思えないのですが、スペイン
国民自体、教会の完成がいつになろうと、あまり関心がないそうです。
価値の高い建築はそれだけ時間がかかって当然、かかった時間の分だけ価値があるという考え方。
確かに、その考えはとても健全で正しい。
スマホの反応が、サクサクいかずにイライラする!という、自分の身に付いてしまったせっかちな
時短感覚を、静かに戒めてくれている考え方なのです。
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f/10 1/125秒 ISO200 露出補正+-0
CANON EOS 40D レンズ: EF-S17-85 IS U 17㎜
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