スペイン 世界遺産 古都トレド(Toledo)

トレド
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かつての都

スペイン かつての都、トレド。
1561年にマドリードへ遷都した後は衰退の一途をたどり、時間の歩みを止められた街は、その
まま中世の薫りを残した古都として、1986年、旧市街全域が世界遺産として登録されました。

城塞都市

トレドの最も特異な特徴はその地形。写真右手奥から手前、そして左手奥へと大きく蛇行して
流れるタホ川を巨大な濠として、まるで突き出た大きな舌のような形で建設された天然の要塞。
“城塞都市”と呼ぶに相応しい堅固な守りの街なのです。

アルカサル

その頂点に建つ特徴的な4つの尖塔を持つ建物が、アルカサル。16世紀に改築されて今に残る、
かつての王城です。そのアルカサルを筆頭に、所狭しと立ち並ぶ様々な旧市街の建物と細い石畳
の路地は、まるで迷宮のように複雑に入り組み、攻め落とし辛いかつてのお城としての一面を
見せています。
その壮大な仕掛けを持つ街全体を、このタホ川の対岸からパノラマで見渡すと、その威容に
圧倒され、ただ立ち尽くし唸るしかありませんでした。
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f/10 1/200秒 ISO200 露出補正+-
CANON EOS 40D レンズ: EF-S17-85 IS U 30㎜
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