ウォークマン「NW-ZX500」開発担当者トークショー Vol.7

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オーディオ・レビュー

質問の時間

トークショーの最終パートは、参加者からの質問の時間でした。会場となったスニーストア大阪だけでなく、各地のソニーストアからもSNSで質問を募集。興味深い質問が投げかけられました。

質問:NW-ZX500の本体色、ブラックとシルバーでは音の違いがありますか?

答え:違いはありません!店頭でぜひとも確かめてみてください!(笑)

質問:Macで音楽管理はどうやって行うのですか?

答え:専用ソフトはありませんが、「Android File Transfer」アプリを使って、ドラッグ&ドロップで転送してください。

質問:NW-ZX300と全く同じ本体幅”57.3mm”の数値には、何か特別な意味があるのですか?

答え:数字には特に意味はありません。ただNW-ZX300は非常に持ちやすいと評判が高く、これを踏襲することにしました。

トークショー終了後

1時間半に亘るトークショーが終了し、開発プロジェクトリーダー、関根和浩さんとしばらくお話しました。話題は初代ウォークマン!今年の7月1日で生誕40周年を迎えるウォークマン。なんと実働する初号機が会場に展示されていて、実際にその音を聞かせていただきました。

25年振りくらいでしょうか、当時はもちろん毎日聴いていたあのカセットテープの音と久しぶりに対面。あれ?以外にいい音がする!?普段からハイレゾの音に触れていますが、思いの外カセットの音もいい線いっている!関根さんの感想も一緒で、「結構いい音ですよねー」との一言。

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テープの音

テープに吹き込まれていたのはQueen。関根さんの私物ですか?と聞いたところ、「さっき買ってきたんですよ」とのこと。えっ!今もテープが売っている?一体どういう需要なのだろう?で、値段は?「これがCDと同じくらいなんですよ」…いよいよもって、その販売の目的が分からなくなってきました。

ディスクと同じ値段で買って、しかも早送り巻戻しが必要な不便極まりないテープをわざわざ聴く…。なかなか理解できませんが、関根さん曰く「テープの音が好きで、今でも使っている方々が一定数いるらしいんです。需要はあるんですよねー」とのこと。人それぞれ、嗜好はいろいろあるんんですね。
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