薬師寺 鬼追式
ポロのフォトログ
修二会
奈良の世界遺産、薬師寺で行われる冬の終わりの法要、修二会。その名の通り、毎年旧暦2月に
行われていた修二会は、現在では新暦の3月での開催に変わっています。国家の繁栄や万民の
豊楽などを祈る行事で、最終日には5匹の鬼が出る「鬼追い式」が行われます。
花会式
今年の鬼追い式は3月31日の土曜日。修二会は別名「花会式」とも呼ばれ、3月23日から
8日間、様々な行事が行われます。その修二会のトリとなる最後の行事で、開始は午後8時半。
すっかり日も落ちた7時半頃に薬師寺に到着しました。
鬼追い式
金堂の前にはすでに鬼追い式の舞台が出来上がっています。やがて時間が来ると入り口の回廊
付近から5匹の鬼たちが現れました。観客を睨みつけながら舞台へと上がると、皆それぞれに
松明を振り回し、縦横無尽に暴れまわります。この後最後は毘沙門天に鎮められるのですが、
火の粉の中に立つこの鬼の迫力。”鬼気迫る”とはまさにこのことでした。
>>> 花鳥風月、奈良の色。
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f2.8 1/100秒 ISO1000 露出補正+-0
Canon EOS 6D レンズ: EF70-200mm F2.8L USM 100mm
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