Bang & Olufsen BeoPlay H8 レビュー −音質−
オーディオ・レビュー
王道の音
Bang & Olufsen BeoPlay H8の音。その特性を一言で言えば、どっしりど真ん中。例えば、澄み
わたる高音の響きや、深みのある低音や、幅広い音場表現等、音質の特定箇所に拘って尖らせる、
ということはせずに、B&OがBeoPlay H8で提供しているのはあくまでも王道の音。
ボーカルの魅力
どのレベルも平均的にかさ上げされた音質は、優等生すぎてつまらないのかというと、そうでは
ありません。様々なサウンドの要素を磨き上げ、全体のバランスを引き上げた結果、音楽の核
とも言える、音の中核に位置する”ボーカル”の表現力が輝きだした、そんな感じです。
北欧の思想
デンマークで生まれたBang & Olufsen。従って、そのサウンド作りには北欧の文化と意思が
反映されています。長く厳しい冬を、家族と共に過ごす時間をとても大切にする北欧文化。家も
家具も家電でも、飽きのこない長く愛せるデザインと作りが基本になっていますが、音も同様。
落ち着きのある上質な寛ぎのサウンドが、人の生活の中に自然に寄り添っている。そうした音の
デザインがこのBeoPlay H8に詰まっている。そこには流行りやトレンドは一切ありません。
あるのは、音の本質だけ。グッドサウンド!
>>> 次回 Bang & Olufsen BeoPlay H8 レビュー −デザイン−
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