Mirrorless Camera Concept “Segment”

Segment
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最小要素

カメラに必要な要素を最小限に絞り込み、プロダクトの外観へ適切な位置にプロット。右手の
持ち手幅を確保し、人差し指で操作する天面エリア全体を、当たりの良いラウンド形状で形成する。
ロジカルに組み上げて完成したデザインは、意外なほどシンプルかつ新鮮。

デザイン事務所「BLOND」

ロンドンに居を構えるデザイン事務所「BLOND」から発表された、新型ミラーレスカメラの
コンセプトデザイン。最近ではCGによる表現力が上がりすぎ、あたかもすでに商品化されてかの
のように思えてしまうプロダクトが多いのですが、こちらの提案もまさにそう。

操作性

天面の切り替えダイヤルは、モード操作のみ。ピント合わせも電動モーターによるものである
ということは、操作性はコンパクトデジカメ相当という割り切り。撮影時によく使う露出補正や
ピント位置の設定など、背面液晶からモード操作となると、撮影のテンポが大きく損なわれます。

セグメント

“Segment(セグメント)”という名前の通り、対象ユーザーターゲットを切り分けた戦略的な
アプローチで、鮮度あるデザインを実現していますが、一方、撮影する道具としてどうか?という
視点も必要。カメラは操作性なしには語れない、難しいプロダクトなのだと改めて思うのです。
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