RICOH GR III レビュー Vol.10
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スナップシューター
スナップシューター、RICOH GR。スナップ写真に必要な要素をギュッと凝縮しながら、不要な機能を削ぎ落とすことで研ぎ澄まされてきたスナップ機だからこそ与えられた、名誉ある称号です。新型GR IIIでもその思想は変わりません。そんなGR IIIを片手に、大阪の街へスナップ歩きに出かけてきました。
浮世小路
場所は浮世小路。法善寺横丁へと向かう5つの出入り口のうちの一つで、狭くて薄暗い路地の入り口に大小様々の提灯が下がっている、大阪風情満載のノスタルジックな通りです。二列になって歩くことができないほどのこの狭い路地の幅は、なんと約1m20cm!
小さな鳥居
ただでさえ狭い路地を歩いていくと、更に道幅を狭くする住居の出っ張り。その下をふと見ると、小さな鳥居を発見しました。立ち小便防止のためのこの小鳥居、関西でよく見かける昔ながらの風習です。薄暗い路地裏の陰で、鮮やかな朱色で主張するミニチュアの鳥居。これは街中スナップの被写体にぴったりです。
機動力
こんな狭い場所で一眼レフを使うのはちょっと面倒。しかし小さくて軽いGR IIIなら問題無し!鳥居の位置に合わせてアングルも低くしながら、気軽に何枚でもシャッターが切れます。撮影中に私の横を「Sorry」と言いながら通り過ぎる外国人の女性を構図に入れて、再びシャッターを切ります。すると、薄暗い浮世小路に動きが生まれました。やはりスナップには人と動きがないと面白くありませんね!
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F2.8 1/30秒 ISO800 露出補正-1.3 RICOH GR III レンズ:18.3mm (35ミリ判換算で約28mm相当) RICOH GR III レビュー |
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