東海一連の庭

書院西庭

京都 妙心寺の塔頭、東海庵。方丈前の枯山水、「白露地(はくろじ)の庭」でゆったりとした
時間の流れを体感した後、書院を囲む三つの庭のうちの二つ目、書院西庭へと向かいます。
目の前に展開される、非常に手の込んだ作庭。その名は「東海一連の庭」。

「無」から「有」へ

「白露地(はくろじ)の庭」は白砂のみの「無」の空間。対する「東海一連の庭」は「有」の世界
と言えるでしょう。丁寧に刈り込まれた植栽と多彩な石組みで表されているのが、仙人思想の中で
不老不死と言われている三神仙島。また、不動石、日天石、月天石を揃えた三尊石が、写真奥の
築地塀の角やや右手に、ぎゅっと肩を並べて立っています。このように、異なる趣きの庭が、一連
の景色として溶け合っているところから、「東海一連の庭」と名付けられたそうです。

一文字手水鉢

こうした庭の景観もさることながら、西庭で最も印象深いのが、手前に見える一文字手水鉢。文字
通り、漢字の「一」の字を模して、ズバッと横一直線に石をえぐり取った豪快な勢いが、静寂の中
の力強いアクセント。枯山水を眺める視界へと大胆に切り込んでくるその存在感が他にないのです。
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f13 1/80秒 ISO400 露出補正-0.3
Canon EOS 6D レンズ: EF24-70mm F2.8L II USM 24㎜
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>>> 妙心寺 東海庵 「用の庭」
<<< 妙心寺 東海庵 「白露地(はくろじ)の庭」
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>>> 古都、京都の雪月花。

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