Canon EOS R5 1st レビュー Vol.3
カメラ・レビュー
新しい500。
「EOS R5&EOS R6先行展示・予約体験」では発売前の製品を使用感を体験出来る貴重な場。EOS R5はもちろんのこと、発表されたばかりの新型RFマウント望遠ズームやマクロレンズも実際に試すことができました。中でも特に楽しみにしていたのは新世代の500。RF100-500mm F4.5-7.1 L IS STMです。
軽さ
まず手にして驚いたのは、その軽さと大きさ。キヤノン初となる100-500mmのため比較対象となる現行レンズはありませんが、ズーム域の近いEF100-400mm F4.5-5.6L IS II USMと比較すると、なんと200gも軽くなっています!全長こそ14.6mm長いものの、望遠側が400から500へプラス100mmもアップしているのにこの軽さ。
写り
肝心の写りはさすがにLレンズ。限られた時間の中で数枚確認した限りですが、ナチュラルな色彩表現とクリアな解像感が合致する、気持ちの良い仕上がり。すっきりヌケの良い好印象な写りは、RF世代ならではの描写性能の進化を感じます。
F値か500か
望遠ズームといえば、王道のRF70-200mm F2.8 L IS USMがあります。開放F値2.8のシリーズが紡いできた伝統を守り、その場の空気まで映し出す超高画質が大きな魅力です。しかし、このRF100-500mmは、200mmでは捉えきれない数々の被写体を等身大で映し出すことができるのです。
情緒を取るか、機能を取るか。これは悩ましい選択です。
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