SONY WALKMAN ”Signature Series” NW-WM1A レビュー −リケーブル その3−
イヤホンのリケーブル
前回はヘッドホンMDR-1Aをリケーブルし、その効果をレビューしました。高品質なケーブルに
変えるだけで、音質の向上を確かに実感することができました。さて、その法則はイヤホンでも
あり得るのか?私が普段愛用しているイヤホンはハイブリッドタイプのXBA-A2。これに対応する
ソニー純正のケーブル、MUC-M12SM1(現在はディスコン品)を入手して試してみました!
ケーブルの質
手にしてまず最初に感じるのがケーブルの質感。XBA-A2標準ケーブルは、赤と黒にカラーリング
されたやや細めのセレーションケーブルですが、MUC-M12SM1のケーブルはしっかり極太。
線の素材は前後二つに素材が分かれていて、プラグ側は左右のケーブルが一つに編みこまれた
ファブリック素材。イヤホン側はシンプルなブラックケーブル。異なる二つの素材を組み合わせた
高品位な大人のデザイン。上質な雰囲気がじんわりと伝わってきます。
使い勝手
特に、プラグ側のファブリックケーブルは一見組み紐のよう。しっかりとした太さがありながら、
しなやかな硬さがあり、捻りに対する耐久性が高そうな品質です。普段は、音楽を聴き終えた後
DAPの本体に軽く巻きつけたりするのですが、このケーブルは変な巻き癖がつきません!
SHURE掛け
そしてMUC-M12SM1にリケーブルしてみて、使い勝手が大きく変わったのがイヤホンの掛け方。
イヤホンに接続するMMCXベースの端子形状が、SHURE掛けタイプのXBA-A3に近い、くの字型
をしているので、通常の耳掛けスタイルだったXBA-A2でSHURE掛けをすることが可能になり
ました(もちろん通常スタイルもOKです)!安定度が増しタッチノイズも減り、今までよりも
さらに音楽に没入できるようになりました!
さて次回は、肝心の音質に関するレビューです。果たしてMUC-M12SM1のリケーブルの効果は?
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