浦島草(うらしまそう)
ポロのフォトログ
西南院にて
浦島草(うらしまそう)を撮影したのは先月初め。奈良、當麻寺(たいまでら)の西南院にて。
ちょうど見ごろを迎えていた牡丹を見に行った時に、西南院の境内で見つけました。牡丹と石楠花、
つつじ等を一通り見終えた後、そろそろ山門をくぐって出ようか、という時に受付のおばちゃんが
教えてくれました、
ウラシマソウ?
「境内の珍しい山野草も見たってや。」とおばちゃん。「庫裏の前にある雪餅草(ゆきもちそう)
はもう見はった?」「ええ、かわいい花、見せていただきましたよ。」「じゃあ、そこに咲いた
浦島草も見たって。」と教えてくれました。ウラシマソウ?聞いたことないな…と思いながら
指差す方へ行ってみました。
まさに釣り糸!
見ると、なんとも不思議な風貌をした草が地面から顔を出しています。確かにパッと見、亀の
甲羅の上に乗った浦島太郎が釣り糸を垂らしているようにも見えます。この特徴的な蔓部分。
実際はもっと上に向かって長く伸びて、浦島太郎が垂らした釣り糸感は更に増しています。
なんだかとてもユニークな草花に出会えて、ラッキーな一日でした。
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f3.2 1/800秒 ISO200 露出補正-0.3
Canon EOS 6D レンズ: EF24-70mm F2.8L II USM 35㎜
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>>> 花鳥風月、奈良の色。
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