EOS R_13

OVFとEVF

キヤノン初のフルサイズ・ミラーレスとして登場したEOS R。一眼レフでは実現できないボディのコンパクトさもさることながら、注目すべきポイントがファインダー。OVF(光学式ファインダー)から、EVF(電子ビューファインダー)への変化です。

利点と欠点

OVFの利点は、何と言ってもダイレクトな見え方。レンズを通して見た景色がそのままファインダーに届くので、つまりは100%ピュアな画。一方、EVFの場合は小さなモニター画像で画を確認するので、従来のミラーレス機ではどこかリアリティに欠けていました。しかしEOS Rでは、これまでにない超高精細な約369万ドットの有機ELを採用。一見光学ファインダーか?と思うほど自然な見え方に仕上げてきました。その上で、EVFでなければできない、新たなファインダーの可能性を見せてくれました。

仕上がり結果

EVFの場合、撮像センサーに捉えた画を、そのままビューモニターに表示しているので、露出補正やホワイトバランスなど、各種調整したパラメーターがダイレクトにファインダーで確認できるのです。つまり撮影時に各調整の全てが完結。一眼レフの時のように、撮影後に補正結果を背面液晶で確認する必要がなくなったのです。撮影のテンポがいちいち中断しないクイックなリズム感。デジタルの進化を感じさせます。

拡大表示

そして、撮影をサポートしてくれる心強い機能が、ピントの拡大表示。AFが定まった後にフォーカスリングを調整すると、画面内でフォーカスエリアが拡大表示され、狙いたい箇所のピントの山をしっかりと微調整できるのです。視力が衰えてきたシニアには、待ってました!というべき機能。ピントの位置が決め手となるマクロ撮影や、ピンポイントでフォーカスエリアを選びたい時など、AFの追い込みをしっかり目で確認できる、進化したファインダー。OVFでは絶対にできないこの機能だけでも、Rに変えた価値がある!と日々実感しています。

設定

この便利な拡大表示機能、デフォルトではOFFになっています。設定は、背面液晶左上のMENUキーから、設定画面上に並んだ設定タブの左から2番目の”AF”をセレクト。タブのすぐ下に並んだ数字”4″を選び、一番上”レンズの電子式手動フォーカス”をタッチします。次ページの上から3番目”ワンショット後・(拡大)”をタッチし、画面右下の”SET OK”をタッチしたら設定完了。

昔と違って、どうも目が見えづらくなったと思う皆さん、これでもう怖いものなしです!
>>> 次回 Canon EOS R レビュー -AFフレーム選択-
<<< 前回 Canon EOS R レビュー -トーン-
<<< Canon EOS R レビュー

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