“ローキー”で撮る。 ② -質感表現ー

風鈴祭り

色の情報量

露出を明るめに振る“ハイキー”表現と、暗めに振る“ローキー”表現。色の深みを出そうとした場合、
ローキーを選択します。これは、ハイキーでは白飛びしてしまう明るい箇所の色情報が、明るさを
落とすことで蘇ると同時に、画面全体の色みに深みが増すため。ローキーで色に重厚感が増すのは、
単に画面が暗くなるからではなく、色の情報量が増す為なのです。

シルエット表現による想像力

色の情報量に加えて、諧調表現も豊かになるのがローキー。露出を上げすぎて白飛びさせたり、
露出を下げすぎて黒つぶれさせたり、どちらも行き過ぎは失敗写真になるのですが、黒つぶれの
場合、これを意図的にシルエットとして表現する方法もあります。真っ白の空間には何も生まれ
ませんが、シルエットの中には想像力が生まれます。これがローキーの深みなのです!

質感表現

色と諧調の深みが増せば、必然的に被写体の質感表現がグッと引き出されてきます。タイトル
写真を見てください。残暑の木陰で風を待つガラス風鈴。舌(ぜつ)がガラスに触れて鳴らす
リン…という音色が、余韻深く聞こえてきそうな雰囲気。そんな艶やかなガラスの質感表現が
しっとりと写し出せる、それがローキーの懐の深さなのです。
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f/2.8 1/200秒 ISO100 露出補正-0.3
Canon EOS 6D レンズ: TAMRON SP AF90㎜F2.8 Di MACRO1:1 90㎜
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>>> “ローキー”で撮る。 ③ ーモノクロームで撮るー
<<< “ローキー”で撮る。 ①
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>>> Camtips

ちなみに、ハイキー表現で風鈴を撮ると、こんな感じ!薄くて軽やかなガラスの質感。サラリと
したリネンの短冊の肌触り等が心地いい!ガラスの音色もローキーとは違う様に感じられますね!

サコウユウコ

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