クリスタルスカル

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安定感と奥行、不動の三角構図。

新幹線の車窓から、青空を背景に富士山が現れた時、たとえ日本人でなくとも「美しいなぁ…」
と、感じるはず。三角構図とはつまりそれ。車窓に切り取られた額に浮かぶ、三角形の稜線が、
雄大な奥行き感と、不動の安定感をもたらすのです。

タイトル写真、クリスタルスカルの魔宮の構図を見れば、一目瞭然。ここでは最も解りやすい形に
トライアングル・ラインが配置されています。↓

クリスタルスカル_三角構図

縦の三角。横の三角。

上の写真のように、縦のアングルで三角構図を施すと、天に向かって高く聳える奥行感を表現
することができます。では、横アングルではどうか?というと、三角形は水平方向にグッと
伸ばされるので、大地に根を張るようななおおらかな安定感を、画面にもたらしてくれます。↓

唐招提寺_横

トライアングル・ラインは、このように横長の三角形になります。↓

唐招提寺_横_三角構図

 様々な三角形。

安定感を表現することだけが、三角構図の機能ではありません。従ってトライアングル・ラインは、
“ビシッと左右対称の二等辺三角形を真ん中に配置しなければいけない!”なんて規則はないのです。
構図の中で意識する三角形の、位置や角度や形状は自由自在。
例えば、下の虎ノ門ヒルズの写真のように、三角形の重心や角度をずらしてみれば、高層ビルの
仰ぎ見るような高さや、都会のダイナミックな表情を切り取ることができるのです。↓

虎ノ門ヒルズ

トライアングル・ラインもダイナミックです!↓

虎ノ門ヒルズ_三角構図

山や建築物のためだけの構図?

こうして見てみると、山やビルなど、大きな被写体を雄大に撮るための構図なのか、と思われ
がちですが、違うのです。普段のスナップでも三角構図をちょっと意識するだけで、「なんとなく
単調で物足りないなぁ…」と、思っていた画面にも、ダイナミックな動きが生まれてきます。↓

唐招提寺

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唐招提寺の舞楽奉納の舞台で舞う三人ですが、手前の舞人の刀の切先を頂点として、斜め後方に
奥行を持たせた、動きのある三角形を形作っています。↓

唐招提寺_三角構図

いかがでしょう。安定感とか、奥行感という感覚とは異なる、三角構図によるダイナミックな
動きが表現されています。

写真は、一瞬の時を止めるものですが、構図を工夫し、見せ方を考えることで、その場の
臨場感や躍動する動きなどを伝えることも可能なのです!
>>> 構図の基本 -レイルマン構図-
<<< 構図の基本 -額縁構図-
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>>> Canon EOS 6Dのレビューはこちら!
>>> EF24-70mm F2.8L II USMのレビューはこちら!
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< タイトル写真 > f/2.8 1/1250秒 ISO100 露出補正+-0
Canon EOS 6D レンズ: EF24-70mm F2.8L II USM 24㎜
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>>> Camtips

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