CONTAX T2 レビュー Vol.11

CONTAX T2_11
CONTAX T2

マテリアル

高級コンパクトカメラの代名詞、CONTAX T2。唯一無二とも言える、そのプレミアムな価値を確かに実感させてくれるのが、見て、触れて分かる、T2こだわりのマテリアル。

サファイヤガラス

カメラを構えた後、撮影の良し悪しを大きく左右するのが、ファインダーのクオリティー。T2では本体の正面と接眼部の両面に、キズに強く経年劣化の少ないサファイアガラスを採用。高級腕時計などで使われている材料を惜しげもなく使用し、すっきりとクリアな見え方にこだわっています。

ロマンド

”見る”へのこだわりの次は、シャッターを押す時の”質感”へのこだわり。天面部の黒いレリーズボタンには、京セラが誇る多結晶サファイア「ロマンド」を採用。

ダイヤモンドに次ぐ硬度を持つ人工のサファイアを使うことで、触れて分かる高精度な平滑面、すべらかな触感、いつまでも艶やかな光沢を失わない確かな価値を実感します。

チタン

そして、T2をプレミアムな存在たらしめているのが、外装に使われているチタン。チタンは高硬度で軽く、耐食性に優れるため、カメラの外装としては理想的な素材。加えて、人工骨などにも採用されているように、金属アレルギーがほとんど無く、人体への親和性が高い優れた金属材料です。

素材の硬さから加工が難しいチタンは当然コスト高。一部の高級カメラしか使用していない素材を贅沢に使用しているところに、その他のカメラと一線を画す、T2ならではの独自の存在感があるのです。

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