ウォークマン「NW-ZX500」開発担当者トークショー Vol.5

WM-ZX500_7
オーディオ・レビュー

柔らかさ

今回NW-ZX500の外観デザインで最も大きな変化があった箇所、それは本体下の柔らかなラウンド形状。現行機ZX300では、トラック楕円の筒の両端をスパッと切落としたようなエッジの効いたデザインでしたが、ZX500では側面から底面にラウンドが回り込む柔らかな印象に変わっています。

デザイン

この変更、もちろん見た目の変化を目的としたものではありません。スリムで持ちやすい形状が好評だった現行機ZX300。しかし、持った時に手に当たる本体底面のエッジ部分が、唯一の気になる課題でした。今回、底面部分全体を角のないラウンド形状に変更することで、手に持った時の心地良さを大きく向上させたのです。

側面ボタン

もう一つの変更点は側面ボタン。ZX300では、ホールドしながら操作する時に少しでもボタンが押しやすいよう、側面ボタンの位置をわずかに後方にずらしていました。しかしZX500では、側面ボタンと外形のセンター位置を、水平真横にセンター合わせしています。

ユニバーサル

これは、右利きでも左利きでも操作の偏りがないように、という配慮。

そんなに細かい修正、本当にやっているのかなぁ?と疑問に思っていると、プロジェクトリーダー関根さんが、その場でそれぞれの外観シャーシを横に並べてじっくりと見せてくれました。言われてみれば…というほどのごく僅かな寸法差。ですが、ユニバーサルな使い勝手を重視した、細やかな修正点です。
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