Canon EOS R RF24-105mm F4 L IS USM レビュー Vol.2

裏庭
カメラ・レビュー

小さく、軽く

Lレンズ標準ズームのスタンダード、24-105mm F4 L。RFマウントの登場で新しく生まれ変わったこのレンズは、EFマウントの24-105と比べて全長が10.7mm短く、95gも軽くなりました。ショートバックフォーカスによる新しい光学設計で生まれ変わったコンパクト&ライトなズームレンズです。

表現力

小さく、軽くなったおかげで、撮影での取り回しが格段に良くなりましたが、肝心の表現力はどう進化したのか?

こちらの写真は、銀座 奥野ビル1Fのアンティーク・ヴィンテージ雑貨 裏庭の入り口。外光があまり入らないビル内でも、暗部の階調とディティールは少しも失っていません。

質感

また、店の看板の木の質感、壁のレンガの釉薬の色乗り、観葉植物の葉の色など、蛍光灯の人口光の中でもしっかりと質感が表現されています。

ちなみにこの時の感度設定は、なんとISO5000!ノイズがほとんど気にならないのは、EOS Rの新型CMOSセンサーの実力ではありますが、この色乗りと階調表現はRF24-105mm F4 L IS USMの力。

1932年施工の歴史ある奥野ビルが醸し出す、奥深い陰影と独特の空気感がしっかりと写し出されていました。
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f4 1/60秒 ISO5000 露出補正-0.7
Canon EOS R レンズ:RF 24-105mm F4 L IS USM
Canon EOS R レビュー

 

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