CONTAX T2 レビュー Vol.3
CONTAX T2
CONTAX T2の魅力
コンパクトカメラでありながらも、本格道具としての所有欲を掻き立ててくれるCONTAX T2の魅力。それは、目にしただけで「このカメラは高い性能を持つものだ。」と本能的に感じとれる、端正かつ緻密に仕上げられた、魅力あふれるこの外観デザインです。
ポルシェデザイン
初代CONTAX Tに引き続き、プロダクトデザインを担当したのは、ポルシェデザイン。時計、サングラス、ペン、シューズなどのデザインを手がける、ドイツのデザイングループです。モノの本質を追求し、機能性と美しさを高い次元で調和させるプロ集団。もちろん、自動車のポルシェの傘下にあるデザイン会社です。
マテリアル
初代”T”から6年。ポルシェデザインは、進化した”T2”の外装に最も相応しいマテリアルの検討を重ね、コンパクトカメラでは世界初となるチタンを提案。初代Tでは様々な開発課題により見送られた素材でしたが、このT2で遂に実現することとなりました。チタンといえば、その加工性の難しさから、1990年当時は限られた高級カメラにしか採用されていなかった希少なマテリアルです。
”本格”と”信頼”
硬く、軽く、耐食性に優れるという高価なチタンの外装に透明コートを施し、素材自体の色調を生かしたソリッドな質感。T2を手にすると、コンパクトで緻密な外観なのに、驚くほど硬質な触感が手に返ってきます。”本格”と”信頼”が形となったデザイン。これこそがCONTAX T2が今でも高く評価されている魅力なのです。
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